遅くなりましたが、「総合解説」の次号(12月号)、もう少しで完成です。
12月号は当然ながら地方料理はクリスマス一色。
「総合解説」の最初の料理はレバーのパテでした。
レバーのパテと言えば、トスカーナの代表的な前菜、レバーのクロスティーニが知られています。
レバーのパテは世界的なパーティー料理。
『グランデ・クラシチ』によると、トスカーナでも、レバーのクロスティーニはクリスマスや復活祭のような祝日や日曜日のご馳走には欠かせない一品だそうです。
様々なトスカーナ料理の本を見てみましたが、一番の特徴はヴィン・サント入りということでしょうか。
ところが動画を探すとヴィン・サント入りのリチェタは全然見つからないのです。
今どきのレバーのクロスティーニにヴィン・サントは入っていないのか。
『クチーナ・イタリアーナ』の記事にもヴィン・サントがなかったら白ワインでよい、と書いてあります。
ヴィン・サント入りのレバーのクロスティーニは、わざわざヴィン・サント風味と明記するほどで、かなり特別なようです。
このシェフ、相当クラシックな作り方をしています。
↓
この店のwebページはこちら。
クチコミは高評価。
レバーのパテに続く2品目は、ブロッコロ・ロマネスコのフリッター。
ブロッコロ・ロマネスコと言えば、当然ラツィオの名物。
そしてブロッコリーはナポリのクリスマスイブの定番食材。
どうやらイタリア各地のクリスマスの定番料理を組み合わせて、クリスマスのコース料理にするという企画の記事。
なぜだかとてもカッコつけた人たちがスタイリッュにブロッコロ・ロマネスコのビニェを作る番組。
↓
記事の料理はこの後パスタへと続きます。
イタリア各地のクリスマスのパスタは、バリエーション豊富で、どれも個性的。
次回に続きます。
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